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Rotary International Mission

ロータリーの徽章

 ロータリーの徽章の着用は、ロータリアンとしての権利として認められ、ロータリアンとその家族が着用する襟章に使用することが許されています。
 「徽章」とは、我々が通常バッジと呼んでいるロータリーマークの襟章のことです。国際ロータリー細則で使われている「バッジ」(Badge)と云う言葉は、例会場で付ける丸い名札を指しています。ロータリーの徽章の着用は、ロータリアンの誇りを示すと同時にその責任を表しています。1993~94年度国際ロータリー会長ロバート・バース氏は、国際協議会で次のように述べています。

『ロータリアンが徽章を付けているときは次のことを意味している

 私は人のために奉仕します。』

 最初のロータリーの徽章は、1905年(明治38年)にシカゴ・ロータリークラブ会員で、彫刻家のモンタギュー・M・ベアがデザインしたもので、馬車の車輪を形取った簡素なもので、「文明と運動」を象徴するものでした。最初の頃は多くのクラブがこれに少し手を加えたものを徽章として採用していました。
 1910年に結成されたロータリー全米連合会から加盟クラブへ呼びかけて徽章の意匠を募集し、1912年の大会で金色とロイヤルブルーの歯車を正式の徽章として制定しました。その後、輻と車輪の数が変わり楔穴が付けられ、1923年(大正12年)に、6本の輻、24の歯輪および一つの楔穴のある今日の徽章が定められました。
 国際ロータリー理事会は、国際ロータリアンの徽章、バッジその他の記章を、専らロータリアンだけの使用と全ロータリアンの利益のために確保し保全することを義務づけられています。国際ロータリーは、ロータリー徽章の製造・販売・使用の免許制を採用しています。またいかなる他の徽章徳見合わせて製造使用することも禁じています。
 他方、国際ロータリーは、クラブやロータリアンが、国際ロータリーの徽章、バッジその他の記章を商品の商標その他商業上の目的に使用することを禁止しています。